【2026年】ボクシングシューズおすすめ5選|元プロが用途別に比較

【2026年】ボクシングシューズおすすめ5選|元プロが用途別に比較

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ボクシングシューズを探していると、メーカーや価格の違いは分かっても、「結局、自分にはどれが合うのか」で迷う人もいると思います。

今回取り上げるのは、アシックス、ナイキ、アディダス、VENUM、ミズノの5足。それぞれを順位づけするのではなく、練習用、初めての専用品、デザイン、足首周りのサポートといった目的別に比較します。

もちろん、ここで紹介していないシューズが悪いわけではありません。今回は国内で購入しやすく、用途の違いを比較しやすい5足に絞りました。

私は元A級プロボクサーで、現役時代にはASICSのレスリングシューズやボクシングシューズ、Reebokのボクシングシューズ、ランニングシューズを使い分けていました。

本記事では、元プロとして複数のボクシングシューズやレスリングシューズを使ってきた経験を軸に、メーカー公式情報と販売情報を照合して5足を選びました。

ボクシングシューズが本当に必要なのか、ランニングシューズやレスリングシューズでも練習できるのかは、以下の記事で詳しく解説しています。

ボクシングシューズは必要?練習はランニングシューズでもいいのか

この記事を書いた人|高木秀明
元A級プロボクサー。会社員として働きながら26歳でボクシングを始め、プロでは15戦を経験しました。現役時代は、練習用と試合用でシューズを使い分けていました。

目次

結論|用途で選ぶボクシングシューズ5足

最初に、5足の位置づけを整理します。

スクロールできます
商品種類向いている人
ASICS MATCONTROL 3レスリングシューズ練習でグリップや踏ん張りを重視する人
Nike MACHOMAI 3ボクシングシューズNikeのデザインやブランドを重視する人
adidas Box Hog 4ボクシングシューズ初めて専用品を選ぶ人
Venum Elite Boxing Shoesボクシングシューズサポート性や個性的なデザインを重視する人
MIZUNO イージースペクトラ BM523ボクシングシューズ国内メーカーやハイカットを重視する人

私が初心者に伝えたいのは、メーカー名だけで決めないことです。価格が高いシューズでも、足幅や甲の高さ、かかとの収まり方が合わなければ動きにくくなります。

通販で購入する場合は、サイズ表だけでなく、返品・交換条件まで確認して選んでください。

ボクシングシューズを選ぶ6つのポイント

1.履いたときにモチベーションが上がるか

履き心地や足へのフィット感はもちろん大切です。そのうえで、私が個人的に最も重視したいのは、そのシューズを履くと練習したくなるかという点です。

見た目が格好よく、自分が気に入ったシューズには自然と愛着が湧きます。毎日の練習で履くのが楽しみになれば、きつい練習へ向かう気持ちも作りやすくなりました。

これは試合を目指す選手だけの話ではありません。ダイエットや運動不足の解消を目的にボクシングを始めた人にとっても、練習を続けられるかどうかは重要です。機能だけで選んだ一足より、「これを履いて動きたい」と思える一足の方が、ジムへ通う後押しになることがあります。

もちろん、足に合わないシューズを見た目だけで選ぶべきではありません。フィット感、滑りにくさ、ジムで使えるかを確認したうえで、最後は自分の気分が上がるデザインを選ぶ。私はそれが、長く使えるシューズ選びにつながると考えています。

2.練習用か試合用か

日々の練習で使う一足と、試合へ向けて履く一足では、価格や消耗に対する考え方が変わります。

私は練習を年間300日ほど行う一方、試合は多くても年4回程度でした。そのため、毎日の練習では比較的安価で動きやすいシューズを使い、試合用は別に用意していました。

初心者でまだ試合予定がない場合は、最初から高額なモデルに絞る必要はありません。まずは練習を続けられる価格帯から考える方法もあります。

3.ボクシング用かレスリング用か

今回紹介するMATCONTROL 3はレスリングシューズです。ボクシング専用品ではありませんが、薄いソールとグリップを求めてレスリングシューズを使うボクサーもいます。私自身も、ASICSの別モデルを練習と試合で使用していました。

ただし、試合で専用品以外を使う場合は自己判断せず、所属ジムを通じて事前に確認してください。

4.グリップの強さ

踏み込みやパンチを打つ瞬間には、床を捉えるグリップが必要です。一方で、強く止まりすぎる感覚が合わない人もいます。

特に足を回転させる場面では、ソールとリングの相性によって動きやすさが変わります。単純に「グリップが強いほど優れている」とは限りません。

5.足首の高さ

ローカットは脱ぎ履きしやすく、足首を動かしやすい一方、ハイカットやミッドカットは足首周りを覆う面積が増えます。

ただし、履き口が高ければケガを完全に防げるわけではありません。高さだけで決めず、履いたときのフィット感や動きやすさも確認しましょう。

6.サイズ交換できるか

シューズ選びで最も失敗しやすいのがサイズです。同じ表記でも、メーカーやモデルによって足幅、つま先、かかとの感覚は異なります。

可能なら試着し、通販では未使用時の返品・サイズ交換条件を確認してください。受注生産や取り寄せ商品は、返品・交換できない場合があります。

1足目|ASICS MATCONTROL 3

練習でグリップと踏ん張りを重視する人向け

MATCONTROL 3は、ボクシング専用品ではなくレスリングシューズです。

ASICS公式では、つま先部分に人工皮革、アッパーにメッシュ素材を使用。屈曲性のあるアウトソール構造と、中足部内側の補強を特徴として挙げています。

私はMATCONTROL 3そのものは履いていませんが、現役時代に別のASICS製レスリングシューズを使っていました。実際に感じた長所はグリップです。踏み込んだときに床を捉えやすく、パンチを打つ場面でも踏ん張りが利く印象がありました。

MATCONTROL 3はレスリング用のため、購入前に所属ジムで使用可能か確認した方が安心です。

参考:ASICS公式「MATCONTROL 3」

2足目|Nike MACHOMAI 3 HF7333-100

Nikeのデザインやブランドを重視する人向け

MACHOMAI 3は、Nikeのボクシングシューズです。今回掲載するHF7333-100は、ホワイトを基調にメタリックゴールドを組み合わせたモデルになります。

国内の販売ページから購入できますが、並行輸入品や取り寄せ品の場合もあります。販売元、納期、返品・サイズ交換の条件を確認してください。

Nikeのボクシングシューズを履きたい人には魅力的な選択肢ですが、試着できない場合はデザインだけで即決しない方が安全です。

3足目|adidas Box Hog 4

初めてボクシング専用シューズを選ぶ人向け

Box Hog 4は、adidasが現在展開しているボクシングシューズです。公式サイトではボクシング用として掲載され、メッシュを使用したモデルであることが確認できます。

今回の5足のなかでは、初めてボクシング専用品を選びたい人が比較候補に入れやすい一足です。Amazonと楽天市場の両方に販売ページがあるため、在庫サイズや返品条件を比べて購入できます。

グリップや足幅の感じ方には個人差があります。購入前に試着するか、サイズ交換条件を確認しておきましょう。

adidas公式では通常のBox Hog 4とは別に「BOX HOG WIDE」も展開しています。足幅が気になる人は、通常モデルだけでなくワイドモデルも比較するとよいでしょう。

参考:adidas公式 ボクシングシューズ一覧

4足目|Venum Elite Boxing Shoes

サポート性と個性的なデザインを重視する人向け

今回掲載するのは、Venum Elite Boxing Shoesのブラック/ブロンズ、型番VENUM-03681-137です。

Venum公式によると、ラバーアウトソール、足の形を考慮したインソール、横方向のサポート、通気性を意識したハニカムメッシュなどを採用しています。

このモデルは、Venumの製品エンジニアとTeam Venumのボクシング王者による協力を経て開発されました。ホルヘ・リナレス、ミゲール・ベルチェット、ファン・フランシスコ・エストラーダがテストしたことも公式に記載されています。

ただし、「リナレス選手とのシグネチャーモデル」ではありません。あくまで複数のVenum契約選手がテストしたモデルとして紹介します。

EUサイズ表記も含め、購入前に販売ページのサイズガイドと交換条件を確認してください。

参考:Venum公式「Elite Boxing Shoes」

5足目|MIZUNO イージースペクトラ BM523

国内メーカーとハイカットを重視する人向け

ミズノのイージースペクトラ BM523は、オレンジにシルバーの縁取りを組み合わせたボクシングシューズです。

一方、ミズノは辰吉丈一郎選手がシューズを使用していたメーカーとして知られています。2015年には、辰吉寿以輝選手が父・丈一郎選手と同じミズノ製のハイカットシューズを選び、丈一郎選手がハイカットを勧めたことも報じられました。

参考:デイリースポーツ「辰吉父子2代で『ハイカットシューズ』」

長くボクシングシューズを手がけてきた国内メーカーであることや、辰吉選手の使用実績は、私がミズノに安心感を持つ理由の一つです。ただし、有名選手が使っていたことと、BM523が自分の足に合うことは別に考える必要があります。

販売ページでは、注文後のキャンセル、返品、交換ができない旨も案内されています。足幅や甲の高さも含め、販売店へサイズ感と注文条件を確認してから購入してください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

迷ったときはどれを選ぶか

5足のなかに、すべての人へ共通する一位はありません。選び方を簡潔にまとめると、次のようになります。

  • 日々の練習でグリップと踏ん張りを重視する:ASICS MATCONTROL 3
  • 初めてボクシング専用品を選ぶ:adidas Box Hog 4
  • Nikeのデザインやブランドを重視する:Nike MACHOMAI 3
  • 横方向のサポートや個性的なデザインを重視する:Venum Elite Boxing Shoes
  • 国内メーカーやハイカットを重視する:MIZUNO イージースペクトラ BM523

私なら、初心者が練習用として価格を抑えたい場合はASICS、最初からボクシング専用品を選びたい場合はadidasを比較の起点にします。

ただし、最終的には履いたときの感覚が最優先です。足に合わないシューズを、ブランドや評判だけで選ぶ必要はありません。

ボクシングを始める際は、シューズ以外の用品も練習内容に合わせて選ぶ必要があります。ボクシンググローブのオンスと用途、ヘッドギア3種類の違い、マウスピースの選び方もあわせて確認してください。

ボクシングシューズに関するよくある質問

初心者でもボクシングシューズは必要ですか?

始めた直後から必須とは限りません。ジムが使用を認めている運動靴で練習し、続けられそうだと感じてから購入する方法もあります。スパーリングや試合へ進む段階では、専用品を用意する意味が大きくなります。

レスリングシューズでボクシングの練習はできますか?

私自身は、ASICSのレスリングシューズを練習と試合で使用していました。ただし、床材やリングとの相性、ジムのルールがあります。購入前に所属ジムへ確認してください。

ハイカットとローカットはどちらがおすすめですか?

どちらが上とは一概に言えません。足首周りを覆う形を好むならハイカット、足首を動かしやすく脱ぎ履きしやすい方を好むならローカットが候補になります。可能なら実際に履き比べてください。

通販では普段と同じサイズを選べばよいですか?

同じサイズ表記でも、メーカーやモデルによって足幅やかかとの感覚が異なります。普段のサイズだけで決めず、商品ごとのサイズ表と返品・交換条件を確認しましょう。

まとめ|おすすめ順位より用途と足への相性で選ぶ

今回紹介した5足は、それぞれ種類、価格帯、デザイン、購入条件が異なります。

練習用としてレスリングシューズを選ぶのか、ボクシング専用品を選ぶのか。価格を優先するのか、試合を想定して一足を用意するのか。まず自分の目的を決めると、候補を絞りやすくなります。

私は現役時代、動きにくさがないこと、滑りにくいこと、練習で消耗しても負担になりすぎないことを重視していました。そして個人的に一番大切なのは、履いたときにモチベーションが上がるかです。

見た目が格好よく、自分が気に入った一足なら、練習へ向かう気持ちも作りやすくなります。試合を目指す選手はもちろん、ダイエット目的でボクシングを続けたい人にとっても、道具への愛着は継続する理由の一つになるはずです。

オンライン上の評判だけで決めず、可能なら試着してください。通販を利用する場合は、サイズ交換できるかを確認したうえで選びましょう。

グローブの重さや用途で迷っている人は、以下の記事も参考にしてください。

ボクシンググローブのオンスとは?用途別の選び方

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この記事を書いた人

元A級プロボクサー。26歳のとき、会社員として働きながらダイエットを目的にボクシングを始め、28歳でプロライセンスを取得。29歳でデビューし、37歳を目前に引退した。プロ通算戦績は15戦5勝8敗2分。

本業では、企業オウンドメディアのYouTubeスポーツ番組でディレクターを務める。RING LIVERARYでは、自身のリング経験とコンテンツ制作の知見をもとに、主に後楽園ホールで行われる国内興行の試合結果・戦評や注目選手の解説を発信。結果だけでなく、勝敗を分けたポイントや技術的な見どころまで、元プロの視点から掘り下げています。

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